豆知識
日本以外でも豆乳は普及しており、タイでは日本の消費量を上回っています。なんだか意外ですね。また、豆腐が作られたのが、2000年以上前の中国ですので、発祥は中国ではないかと言われています。
栄養成分と効能
豆乳は非常に多くの「植物性タンパク質」が含まれており、濃度によって変わりますが100gあたり3.6gほど含まれています。植物性タンパク質は体内への吸収率が84%と高く、体を構成するために必要不可欠な栄養なので、摂取することにより健康の維持につながります。
同じタンパク質でも「動物性タンパク質」がありますが、多くは肉類に含まれていますので、脂質や糖質が気になるという方には豆乳がおすめです。また、「大豆イソフラボン」というポリフェノールの一種も含まれています。化粧水やサプリ化もされていますので馴染み深い方もいらっしゃるでしょう。イソフラボンは女性ホルモンと似た構造をしており、ガンの発生確率を抑制する効果をもっていると言われています。加齢とともに減少していく女性ホルモンの代替ホルモンとなりますので、骨の健康維持にもつながる栄養となります。
準備食・回復食での摂取について
摂取可能です。ファスティング明けすぐは無調整豆乳を選ぶようにしてください。味噌汁に入れてみると、まろやかな味わいになるほか、とてもクリーミーになり、通常の味噌汁に飽きてきた時にもおすすめです。また、洋風の回復食にも合います。
効果的な飲み方・アドバイス
- 量としては1日200〜400ml程度が目安です。様々なバリエーションの味が商品化されており、味を楽しむこともできますが、できるだけ添加物の入っていない無調整のものを選ぶと良いでしょう。
- 温めてから飲むと栄養素の吸収が良くなると言われています。
- フルーツなどと混ぜ、デザート感覚でいただく方法もあります。同時に他の栄養の摂取もできますので、楽しみの幅も広がりますね。
- 味が苦手という方は、粉状のものを料理に混ぜて使うこともできます。
- 200ml程度から販売されており、少量でも満腹感を感じることができます。食後にお腹が空かないように、食前に飲むのもおすすめです。
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