はちみつの栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識

蜂蜜
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豆知識

優しい甘さで様々な料理に使用できるだけでなく、近年美容面でも活躍を見せているはちみつ。ミツバチたちの巣で作られることはご存知かと思いますが、ミツバチ自体が登場するのは日本書紀まで遡ることができます。当時で、はちみつの存在を理解していた文献もありますので、昔からあったことがわかりますね。平安時代にははちみつを国に献上していたとされているため、日本では馴染み深い食品と言えるでしょう。

栄養成分と効能

良質なビタミンやミネラル類、アミノ酸や酵素などの栄養素が多く含まれており、肝機能の向上や花粉症の予防などに効果があります。ミツバチが運んでくる花粉のおかげですね。また、主成分が単糖類である、「ブドウ糖」と「果糖」であることから、消化分解の必要性が少ないため、エネルギー源として素早く吸収されます。そのため、優秀なエネルギー源としてアスリートの方にもよく使用されています。はちみつは砂糖のおよそ1/3の量で同じ甘さを出すと言われていますので、糖尿病などの病気を予防する上で役立つ味方となります。もちろん味わいが全く違うため、料理に使用できるとは一概に言えませんが置き換えることは可能です。冒頭で紹介したように美容面でも効果があることがわかっているため、美肌効果が、また、はちみつに含まれるグルコン酸がビフィズス菌を増やす効能があり、整腸作用もあることから便秘や下痢の改善も期待できます。殺菌効果が高く、はちみつの糖分は虫歯になりにくいオリゴ糖も含まれています。殺菌効果の高さから、のど飴などにも広く利用されています。

準備食・回復食での摂取について

摂取可能です。成分に含まれているオリゴ糖は善玉菌のエサになりますので、ファスティング時にリセットされた腸内細菌叢を整えてくれる効果が期待できます。

効果的な食べ方・アドバイス

  • 一日の摂取量はティースプーン3杯ほどの量、30gほどと言われています。30g以上摂取しても差し支えないですが、その場合他の糖類は避けるなどして調整しましょう。
  • 砂糖を使用する代わりにはちみつを使用できる場合があります。
  • はちみつの中でも「純粋」と書かれているものをおすすめします。「精製」や「加糖」と書かれているものは加工されたものですので、余計な成分が入っている場合があります。
  • 砂糖より低カロリー、且つ少ない量で甘みを出すことができますが、過剰摂取をしてしまうと糖尿病につながってしまいますので適量をこころがけましょう。
  • 水やお茶などでうすめてはちみつドリンクを作ってもおいしく召し上がれます。
  • 殺菌効果が高いので、風邪の引きかけや、風邪を引いたときに摂取すると、治りも早くなるかもしれません。
  • 魚料理に使うと、魚の臭みを減らす働きをします。
  • 肉料理に使うと、浸透性が高いことで、肉組織内に浸透し、加熱による肉の収縮・硬化を防ぐ働きがあります。また、はちみつに含まれる有機酸が、肉の保水性を高めて、肉を軟化します。

食品データベース 「はちみつ」
Wikipedia 「蜂蜜」

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