断食初心者が断食をする前に絶対にやるべき1つのこと

断食(ファスティング)の基礎知識
この記事は約5分で読めます。

あなたがファスティングをすることで得たい未来は何でしょうか?

今回はファスティングの方法であったり、理論のお話ではないのですが、これだけは必ず行ってほしい基本の基本である「断食初心者が断食をする前に絶対にやるべき1つのこと」をテーマにお話ししていきます。

ファスティング(断食)を行う具体的で明確な理由を決めよう!

実際にファスティング(断食)を行う前に、あなたが「断食をする具体的かつ明確な理由」を決めましょう。
つまり「なんのために断食をするのか。」です。

理由は2つです。

  1. 断食の期間や方法など具体的な期間が定まるから
  2. モチベーションが下がりかけたときに支えとなるから

これをするかしないかで、ファスティングの成果も変わってきます。
断食をする理由を明確にすること。これが本当に重要です。

断食の期間や方法など具体的な期間が定まるから

例えば、学習をするときもそうです。多くの人が「なんとなく英語が話せるようになったらいいよね。」程度のモチベーションしかないため、結局英語が話せるようにはなりません。

反対に、「半年後に外国人の前で自分の専門分野について10分間のスピーチをして、その後、質問に答えられるようにする。」ということであれば、そのために必要な英語力が推測され、現状と比較して、その英語力を得るための学習日程が決まります。これなら絶対に英語力が上がります。

断食はあなたのなりたい自分へなるための「手段」でしかありません。

痩せていた過去の自分に戻って自身をつけたい

肌のハリを取り戻して若く見られたい

高すぎる血圧をなんとかしたい

アトピーを改善したい」という病状の回復

それを達成するための、ただの手段が断食なのです。

ファスティング計画

ダイエットなどは分かりやすいのですが、結婚式までに15kg痩せたいということであれば、無理なく1ヶ月5kgの減量を3回に分けておこなうという計画を立て、6〜9日のファスティングを月に1回組むのが通常です。
しかしながら時間がない方は30日の断食をしていけるところまでいくという方もいらっしゃいます。

断食をすることによって変わった理想の自分があり、そこへ向けて断食の方法や具体的な期間を決めるのが基本です。

だから「断食をする理由」を明確にしておくことが非常に大切なのです。

モチベーションが下がりかけたときに支えとなるから

ファスティングをする理由カード

アルパカファスティングでオンラインのプログラムに申し込むと画像のカードが付いてきます。

このカードの裏には「ファスティングをすることによって得たい未来はなんですか?」と書かれています。
これが「断食をする理由」です。

ファスティングの目的 表
ファスティングの目的 裏

「食欲」とは非常に強い欲求です。

心理学者マズローが提唱した「マズローの欲求五段階説」はご存じでしょうか?

人間の欲求は低次元な欲求から、高次元の欲求まで「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」
となり、断食というのは、このうちの、人間の最も基本的な欲求である「生理的欲求」の「食欲」を制限することになります。

例えば、食欲と同様に三大欲求と言われる「睡眠欲」。
一部の寝たくないという人を除いて多くの人は、睡眠をとりたいはずです。
もし意図的に睡眠をとらないのだとしたら、何かしらの理由があってのことと思います。
「明日のテストのために」や「明日の社運がかかったプレゼンのために」のように、多くの場合、その欲求を制限するだけの強い動機が必要です。

だから、断食においても「食欲」という「欲望を制限するだけの動機・理由」が必要です。

ここから重要です。
適切なファスティング・プログラムでおこなえば、「空腹感をほとんど感じない」という側面ではお手伝いをすることができます。
空腹を感じるメカニズムは、血糖値や、遊離脂肪酸、レプチンというホルモンの作用などの話になります。
だから、ファスティングをしても辛くないという声が多いです。

ですが、食欲は全く別です。
あなたがもし普通にご飯を食べ終わった後でも、「何かデザートを食べたいな」ということがあるとしたら、それは、空腹ではないのに食欲はある状態です。
空腹と食欲は関連はしていますが同一ではないのです。

定期的な断食をおこなうことで、この食欲のコントロールができていくのですが、今回は初心者向けのお話ですので、「お腹は空いていないけど、なにか食べたい気がします。」という状態になるかもしれません。

その際、何があなたの支えになるかといいますと、あなたの「こう変わりたい」という動機と私たちのサポートです。

だから「断食をしてどう変わりたいのか」を明確にし、「やる」と決めて「やる」のです。

スケジュールを組むときも同様です。

  • この日は飲み会が入りそう…
  • この日は人と会う予定が…
  • 家族の付き合いで…

これらは、あなたの「どう変わりたいのか」を犠牲にしてでも重視すべきことでしょうか?

結婚式までに15kg痩せる!という女の子だったら絶対にプログラムを優先しますよね?
だから、明確な理由が必要なのです。

断食というのは、あなたの人生を変えるキッカケになるかもしれません。

「先生は私の人生を変えてくれた」と言われたときにこの仕事の意義の大きさを感じました。

少なくても断食との出会いは私の人生も変えました。
私は(細胞環境デザイン学の)認定講師の資格まで持っていますが、この時点までにファスティング関連の講座や資格取得だけで、軽く100万円以上かかっています。しかしながら、30代前半にして一生使える予防医学の基礎知識を得たと自負しております。
これだけ勉強してもまだ「基礎知識」というのは、科学は日進月歩で日々進化していくためです。
私も日々勉強です。

まとめ

結婚式にまでに15kg痩せて絶対にあのドレスを着る!という新婦と同様に「あなたが断食によって得たい未来」を明確に描いてみましょう。

絶対になりたい未来があれば、食欲に勝ってファスティングを成功させることができるでしょう。

コメント