【準備食・回復食】加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージ)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識

加工肉
準備食や回復食で食べて良い食品・食べてはいけない食品
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豆知識

ベーコンはヨーロッパが発祥と言われており、海賊が塩漬けの豚肉を湿った薪で間違ってあぶってしまい、偶然豚肉の燻製ができあがったという説があります。ハムも同じくヨーロッパが発祥と言われており、日本に伝わったのは明治時代、ソーセージは大正時代と言われています。太さの違いで、ウインナーソーセージ、フランクフルトソーセージ、ボロニアソーセージと名前が変わる特徴があります。

栄養成分と効能

ベーコンとハムは主に豚肉から作られる加工肉です。そのため、糖質の代謝を助け疲労回復に良いといわれるビタミンB1や、皮膚や粘膜の健康を維持し美肌効果を発揮するナイアシンが含まれています。この他にも、全ての細胞の原材料となるたんぱく質、神経痛を軽減する効果が期待できるビタミンB12など健康によいといわれる栄養素も含まれています。ソーセージは、豚挽肉に加え鶏挽肉などを使用し、ケーシングと呼ばれる羊や豚の腸に詰めてつくる加工肉です。鶏肉を使うため、鶏肉に含まれる栄養素も摂取することができます。しかし、どの加工肉も塩分を多く含むのが特徴です。塩分耐性が低い人にとって塩分過多は高血圧になる可能性が高くなります。脂肪分も多く、高カロリーになる傾向があるので、肥満や皮膚トラブルを誘う可能性も忘れてはいけません。また、腐敗を防止する防腐剤や、色合いをよくするための発色剤などの食品添加物を混ぜて作る場合が多いため、加工していない肉に比べて人工物が多く含まれます加工肉は便利でおいしいですが、身体のためを思うとあまり摂取したくない食品と言えます

ファスティング(断食)前後の準備食・回復食での摂取について

摂取を避けましょう。加工肉は添加物が多い可能性も多く、また、動物性のたんぱく質になりますので、腸内環境を悪玉菌寄りに一気に傾けてしまうため、リバウンドの原因の一つになります。

【準備食と回復食の基本】 お肉は絶対に避けましょう!動物性たんぱく質がオススメできない理由。
ファスティング(断食)前後の食事(準備食と回復食)で、動物性たんぱく質がオススメできない理由を解説しています。動物性たんぱく質は、植物性たんぱく質とは比にならないほどのアンモニアを発生させます。これは肝臓や腎臓で無害化されてから体外に排出されるため、肝臓と腎臓には多大な負担がかかるのです。

効果的な食べ方・アドバイス

  • 肉を摂取するなら可能な限り加工されていない肉を選ぶようにしてください。
  • どうしても加工肉を摂取したい場合は、無添加の商品を選ぶようにしてください。塩分含有量や脂質などの成分もよく確認し、過剰摂取にならないように気を付けてください。
  • 安価な加工肉ほど大量の添加物が含まれている可能性が高くなります。安いからと大量に摂取するのは避けましょう。
  • 消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかるものもあります。胃もたれなどするようなら量を減らすなどの対策をするようにしましょう。また、「肉は嗜好品」ととらえて、たまにたしなむ程度を心掛けると良いでしょう。

まとめ

断食アルパカ
断食アルパカ
加工肉は保存性のある食品ではありますが、動物性の食品になりますし、塩分含有率の高さからも、できれば避けたい食品です。
【準備食・回復食】鶏肉(にわとり)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識
トレーニングをされる方には人気の高い食品である鶏肉。動物性食品であるため、タンパク質等は豊富ですが、ファスティング前後を含め摂取については自己責任となります。

食品データベース 「ハム」
Wikipedia 「ハム」

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