ファスティング(断食)中に襲われる吐き気の原因と対処方法

断食(ファスティング)に関わるQ&A
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断食アルパカ
断食アルパカ
ファスティングを行っていく中で、突然の吐き気に襲われることがあります。原因は何でしょうか?心配になりますよね。今回は吐き気について考えてみましょう。

ファスティング中の吐き気の原因は?

吐き気

ファスティング中に急に吐き気に襲われる原因はいくつかあります。それぞれ見ていきましょう。

普段の食事の時間が決まっている場合

普段のお食事の時間が規則正しく決まっている場合、身体は毎日その食事の時間に合わせて食事を受け入れる準備をしています。胃酸を出すことにより、食べ物の消化をスムーズにするためです。

胃酸の成分

  • 粘液(胃壁を保護し、消化をスムーズにする)
  • 塩酸(強い酸性で外来の細菌を殺す)
  • ペプシノーゲン(蛋白消化酵素ペプシンのもとになる物質。塩酸によりペプシンとなる。)

このように胃酸には強い酸性の成分が含まれます。食事が入って来なかった時には不必要となり、余分な胃酸がある状態を作り出してしまうため、食べすぎた時のような胃がムカムカしたり焼けたりする感覚があるんですね。

水分不足による三半規管への影響

三半規管

三半規管とは耳の内部(内耳)にある平衡感覚を管理しているところになりますが、平衡感覚(バランス)を取るためには水分がとても大事になります。しかし、ファスティング中は食事からとっていた水分が入って来なくなることにより、人によっては水分不足を起こしています。水分が不足することで、平衡感覚にズレが生じて、めまいや吐き気のような症状が出ることがあります。

ファスティング(断食)中に飲めるノンカフェインのお茶
ファスティング中は飲めるお茶が限られてきますが、どんなお茶なら飲めるのか、このページを見れば、解決!実際にはたくさんの種類のお茶を飲むことができます。ファスティング中でも飲めるお茶で、飽きずにファスティングを楽しみましょう。

塩分不足の頭痛からくる吐き気

普段の食事での塩分摂取量が多い方ですと、ファスティング中でも普段通りの塩分(ナトリウム)が入ってくる予定でナトリウムの排出を行おうと身体は準備しています。その結果、ナトリウムを尿から排出しすぎてしまうため、血管が拡張し血流が良くなりすぎることによって頭痛が発生します。頭痛が酷くなることで、吐き気につながることもあるのです。

対処方法は?

対処方法としてはまず水分を多く摂りましょう。1日につき、2L以上の水分を摂れていますか?水分を多く摂ることで、胃酸の濃度を薄めたり、水分不足を解消することができます。改善の余地が見られない場合には岩塩などのミネラルの多いもので塩分を少量摂りましょう。塩分の摂りすぎはむくみの原因になりますからNGですよ。

ファスティング(断食)アイテム「ヒマラヤマグマソルト」の使い方
ヒマラヤ岩塩と言えば、ピンクソルトを思い浮かべられる方が多いかと思いますが、ヒマラヤマグマソルトはファスティングやデトックスに最適なミネラルや硫黄分が豊富な奇跡のお塩、ブラックソルトです。ファスティング中だけでなく、普段の生活でもお使いいただけますので、特徴や使い方を見てみましょう。

まとめ

水分補給

今回はファスティング中の吐き気についてでした。ファスティング中には水分がどうしても不足しがちになります。不調を予防するという意味合いでも一日2L以上を目安にしっかりと補給してあげましょう。

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