【準備食・回復食】もろこし(高黍・たかきび)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識

もろこし
準備食や回復食で食べて良い食品・食べてはいけない食品
この記事は約3分で読めます。

豆知識

高黍(たかきび)とも呼ばれ、穀物の生産面積では小麦、稲、とうもろこし、大麦に次いで世界5位を誇っています。沖縄ではトーナチント、英語ではソルガム、中国では高粱(コウリャン)と呼ばれます。韓国では、もろこしで作った餅を食べると厄除けになり体が丈夫になると言われています。名前が似ているとうもろこしは、もろこしを品種改良したものです

栄養成分と効能

豊富な食物繊維が腸内環境を整えるため、便秘解消が期待できます。それに加えてビタミンB群も豊富に含んでいるため、糖質や脂質の代謝を促し、エネルギー生産がスムーズになり免疫力も向上します。特に、ナイアシンは皮膚を健康にしたり、胃腸の働きを正常に保ったりと、体に良い効果をもたらします。抗酸化作用のあるタンニンの含有率も高く、ガン細胞の発生を抑制すると言われています。また、もろこしはグルテンフリー食材としても有名です。小麦に含まれるグルテンのアレルギーがあったり消化が難しかったりする人でも、安心して食べることができます。ちなみに、もろこしを品種改良してつくられたとうもろこしにもグルテンは含まれていませんが、グルテンに似たプロラミンという成分が含まれています。そのため、グルテンによる不調がみられる場合は、とうもろこしの摂取にも注意が必要です。とうもろこしは全粒穀物であるため、栄養価の濃い食品です。芯を砕いてごはんやスープに入れたり、出汁として使ったりすることもできます。

ダイエットの強い味方 食物繊維の効果
皆さんは食物繊維を1日にどれくらい摂っていらっしゃいますか?便秘気味だな?太りやすくなったなと感じている方は食物繊維の摂取量が足りていないかもしれません。今回はファスティングをするとき以外でも覚えて損のない知識、食物繊維の効果についてお伝えします。

準備食・回復食での摂取について

摂取可能です。精製度合いの低いものを摂取するのがおすすめです。

効果的な食べ方・アドバイス

  • グラノーラとして手軽に食べることができます。硬いので注意してください。
  • 硬さが苦手な場合は、お湯にしばらくつけて柔らかくしてから食べましょう。一晩水に浸けてから炊いても柔らかくなり美味しく食べることができます。
  • 胃腸や消化に心配がある場合は、お粥にすると良いでしょう。消化吸収が容易になるため、豊富な栄養を吸収しやすくすることができます。
  • ひき肉と混ぜてハンバーグやミートボールとして食べることもできます。
  • もろこしは、粉に加工された状態でも販売されています。これを使用しクッキーや団子を作ることもできます。グルテンフリーのメニューはより多くの人に喜んでもらえます。

まとめ

断食アルパカ
断食アルパカ
「もろこし」と「とうもろこし」が違うものだというのは驚きです。長野県民や山梨県民は「とうもろこし」のことを「もろこし」と言い表すので、違いを初めて知りました。それぞれの栄養素を効率よく摂取しましょう。
【準備食・回復食】ポップコーンの栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識
ポップコーンは置き換えの食品にするのではなく、バランスの良い食事を摂り、どうしても食べたくなった時の間食の一つとして取り入れてくださいね。

食品データベース 「もろこし」
Wikipedia 「もろこし」

コメント

  1. […] 【準備食・回復食】もろこし(高黍・たかきび)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識「もろこし」と「とうもろこし」が違うものだというのは驚きです。長野県民や山 […]