「清涼飲料水」の定義
「清涼飲料水」というと、コーラだったり、サイダーだったり、いわゆるジュースと呼ばれるものの事だと思われがちです。間違ってはいないのですが、少々異なります。
学校の栄養に関する学習や給食指導などで、「清涼飲料水には角砂糖○○個分の砂糖が入ってますよ。飲まない方がいいですよ。」と学習をしてきたので仕方のないことかもしれません。
では、「清涼飲料水」とは、どのような飲み物のことを指すのでしょうか?
「清涼飲料水」とは
清涼飲料水とは、アルコール分を含まない(アルコール分1%未満)飲用の液体物で、味や香りがある飲料水のことです。ですので、アルコールを含まない場合、純粋なミネラルウォーター以外は、「清涼飲料水」に分類されるようになります。
清涼飲料水に分類されるものとして、大きく分類すると以下のようになります。
- 炭酸飲料水(サイダーやコーラ等炭酸を含んだ飲料)
- 果実飲料(オレンジジュースやリンゴジュース等果汁入りの飲料やフルーツシロップ等)
- コーヒー飲料(コーヒーを含んだ飲料)
- 茶系飲料(緑茶や麦茶などのお茶に分類される飲料)
- 豆乳類
- 野菜飲料(トマトジュースやニンジンジュースなど、野菜汁入りの飲料)
- スポーツ飲料(いわゆるスポーツドリンクと呼ばれるもの)
- 乳性飲料(乳酸菌飲料等)
- フレーバーウォーター(ミネラルウォーターに味を加えたもの)
- その他清涼飲料水
マナ酵素やクリスタルザイムKALAの分類は?
マナ酵素やクリスタルザイムKALAは1年半ほど発酵させており、発酵飲料に分類されます。しかし、前項で触れた「清涼飲料水」の定義、食品衛生法等の法律上、アルコールを含まないことからも「清涼飲料水」と表示する必要があるのです。
しかし、最近その決まりが少し変わり、ある一定の条件を満たしたものを「発酵飲料」と表示してもよい、となったそうで表示にも変化が出てきました。
最近出荷されたマナ酵素では、名称が「発酵飲料」と表記されていることが確認されました。
まとめ
マナ酵素やクリスタルザイムKALAは「清涼飲料水」と表記がある場合でも、発酵飲料です。マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンをはじめとしてファスティングに必要な栄養素を詰め込んで1年半ほどの期間しっかりと発酵熟成されたものになります。食品衛生上、加熱されているため、酵素自体は失活しているものもありますが、成分は発酵の過程で低分子化されており、消化の必要が生じないことからもファスティング用ドリンクとして最適なドリンクになります。
とはいえ、「清涼飲料水」全般に飲んでいいよとは言えません。ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、人工甘味料といった飲料を甘くするために糖分を加えた飲料は給食指導等で言われてきた通り、避けた方が良いでしょう。
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