【準備食・回復食】サバ(さば・鯖)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識

サバ
準備食や回復食で食べて良い食品・食べてはいけない食品
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豆知識

「鯖」の読みである「サバ」の語源は歯が小さいことからきています。歯が小さいことを「小歯(さば)」、「狭歯(さば)」と呼び、これが定着するようになった説が有力とされています。魚の消費量低下を背景に高付加価値が進んでいる現代では「お嬢サバ」と銘打った養殖ブランドも作られています。これは、鳥取県岩美町とJR西日本が連携して行っているプロジェクトであり、陸上で養殖したサバをブランド化しているものです。

栄養成分と効能

筋肉などの原料になる良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。エネルギー生産を助けたり、血液の循環をよくしたりと身体に必要な働きがあるビタミンB2が豊富なのも特徴です。また、ビタミンB6、ビタミンB12やビタミンDも多く含まれています。ビタミンB6はたんぱく質の代謝を促す作用があり、また、神経伝達物質を作る際にも働きます。ビタミンB12 は貧血予防や肩こり解消の効果が期待されています。ビタミンDは骨を作るために必要な成分です。さらに、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富なことでも有名です。EPAは血液をさらさらにする作用があるため、動脈硬化や心疾患のリスクを抑え生活習慣病の発症リスクを下げるといわれています。DHAは脳の機能を正常に保ち、適切に働くよう補助するため、昨今では認知症予防の効果が期待され研究がすすめられています。

ファスティング(断食)前後の準備食・回復食での摂取について

回復食の初期では摂取を避けましょう。動物性食品になりますので、回復食初期では、悪玉菌を増やす要因の一つになります。ただし、回復食も1週間した頃からはDHA、EPAを豊富に含んだ非常に良い食品ですので、お摂りいただく方がおすすめです。

効果的な食べ方・アドバイス

  • 旬は10月~2月頃とされています。この時期の真鯖は非常に美味しいです。
  • 購入の際は、パック内に血がたまっていないものを選びましょう。また、目が大きく黒色がはっきりしていると、鮮度は良好です。身体が張っていてがっちりしていると脂がのっていて美味しい傾向があります。
  • DHAやEPAは加熱調理で失われてしまい、焼き魚で2割、揚げ料理で5割がなくなると言われています。そのため、刺身などの生食や汁ごと食べられる料理がおすすめです。栄養素をもらさず摂取することができます。
  • 焼き鯖で半尾、刺身5切れ程度で必要なEPA及びDHAの量を摂取できるといわれています。
  • 調理等が苦手な方は、缶詰でも手軽に食べることができます。

まとめ

断食アルパカ
断食アルパカ
青魚の中でもサバは特にオススメ!EPAやDHAは、今話題のオメガ3脂肪酸に分類されます。現代日本人はオメガ3不足の人が多いので、ぜひ摂取していただきたい食材です。
【準備食・回復食】かれい(カレイ)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識
美味しい魚ではありますが、海底に住む魚ですので、有害金属の摂取につながることもありますので、多量に食べたら、ファスティングをして、抜くことも大切ですね。

食品データベース 「まさば」
Wikipedia 「サバ」

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