半日断食のやり方

断食(ファスティング)の基礎知識
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普段からの健康や、美容、ダイエットのために半日断食・半日ファスティングを取り入れてみたいと思ったことはありませんか?

しかし、実際にはどのようにやったらよいのか分からないという方も多いかと思います。
今回は半日断食のやり方や効果をお伝えします。

半日断食がオススメの人

以下のような人には半日断食が非常におすすめです。

  • 寝ても疲れが取れないという人
  • 肌荒れや吹き出物に悩んでいる人
  • 健康診断で引っかかった人
  • 胃腸の弱い人
  • 太りすぎていると感じている人
  • 時間を有効に使いたい人
  • 準備食・回復食中の人

ファスティングの前後の準備食・回復食の際に半日断食をするという使い方は非常におすすめです。

半日断食(半日ファスティング)のやり方

簡単に説明しますと、1食を抜くこと、これだけです。

朝食を抜いていただいても良いですし、夕食を抜いていただいてもかまいません。

西式甲田療法の甲田医師は、朝食も夕食も難しければ、お昼を抜いてもいいとおっしゃっています。
基本理論としては、とにかく、何も食べない時間を最大化してあげることです。

半日断食で重要なことは水分を摂ってあげることです。水分さえ摂って頂ければ、他には何も摂る必要はありません。

理由としましては、普段食事から摂っている水分が摂れなくなるためです。ですので、お水や、お茶などで水分だけは摂ってあげましょう。

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余談ですが、具合が悪いときに点滴をしてもらうことがありますよね?あれも主目的は水分補給です。そのくらい水分は重要です。

反対に、それでも何か摂らないとだよねといって、ここで化学合成された飲料を飲むと本末転倒です。
例えば、「キレイになる、ダイエットなんとかドリンク」とかです。

とにかく、余計なものを摂取しないこと。これが大事です。どうしてもなにか摂りたいなら、最低限液体で化学品の入っていないのものを選びましょう。
詳細は後述します。

ポイントは2つあります。

続けましょう

できれば続けましょう。3日坊主では意味がありません。
3日だけジム行き、「運動しても痩せないね」って言っているのと同様です。今、毎日必ず3食食べているとしたら、体がこれに適応できるまである程度の時間が必要です。
まずは2日に1回、一食減らしてみましょう。そして、慣れたら毎日やりましょう。多くのダイエットの中で最も習慣化しやすいのがこの半日断食です。

少しずつ慣らしましょう

体は、その習慣をベースに代謝をおこなっているので、毎日3食しっかりと大量の食事を摂っている方が半日断食を始めると、体がビックリして代謝を落としたり、ダルさを感じたり、眠さを感じたりするかもしれません。
いつも運動していない方がちょっと走っただけで息が切れるのと一緒です。一週間くらいは断続的に続けながら体を慣らしていき、2週間目から本格化していきましょう。

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半日断食(半日ファスティング)で得られる効果

半日断食で得られる効果は主に以下3つです。

  • 体調・体質の改善
  • ダイエット効果
  • お金や時間の節約

体調・体質の改善

半日断食を続けていくと、美容効果、朝の体の軽さ、内臓の重さの改善は実感として現れやすい部分です。
数値としては、血圧や血糖値が正常値に戻ったり、書籍でいえば病気が治ったりというものもたくさん出ているかと思います。

これは半日断食をしたら、劇的に病気が治ったですとか、劇的に体質が改善したということではありません。

理論的には非常に簡単なため、どなたでも理解できます。

私達が、常にものを食べていると常に内蔵は働いています。胃の中に何もなくなったからといって、内臓の仕事が終わったわけではありません。
吸収された食べ物が肝臓に運ばれ、何百種類もの酵素が働いて、取り込んだ栄養素を分解し再合成しています。さらに、肝臓は解毒もおこなっています。
食品添加物などの化学品や薬物など、人体に必要のないものを無害化し、体外に排出しています。

消化吸収は非常にエネルギーを使う行為です。酵素も大量に使用します。基礎代謝として使われるエネルギーの30%程度は肝臓と腎臓で占めていて、消化吸収の仕事をしなくて良い時間というのは、体の修復やメンテナンスに充てることができます。

例えば、普段仕事に追われていると家の片付けが愚かになります。しかし、半日その仕事を休みにしてよいから、部屋を片付けてね、となりますと、調子が悪かったドアを直したり、窓を拭いたりできます。

これと同様で、半日食べない時間を作ってあげることで、毒素をしっかりと分解して体外に排出してあげたり、傷んだ細胞を修復してあげたりする時間ができます。
これにより、お肌の状態が改善されたり、おかしくなっている機能が回復したりします。体に自分の体を掃除させたり、悪い箇所を治したり、メンテナンスする時間を毎日とってあげること、これが半日断食です。

消化のために無駄なエネルギーを使わないため、体のダルさがなくなります。また、細胞のひとつひとつがキレイになるため、免疫機能や自己治癒力が正常に働きます
それによって、病気が治ったり、不調の改善に繋がったり、お肌がキレイになったりするのです。

病気や不調を治すのは医者でも薬でもなく、あなた自身です。
あなたは、あなた自身の細胞が体をメンテナンスしやすいように、行動しなくてはいけません

医者や薬は、病気や不調をコントロールしてくれる人やモノです。
お医者様は、あなたを治してはくれるのではなく、あなたが病気を治すお手伝いをしてくれる方たちです。
自分の体を自分自身でメンテナンスするという意識を持ちましょう。

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ダイエット効果

食べる量が少なくなるので、太る可能性が減ります。

よく、食事を抜くと太るでしょ?と聞かれることがありますが、ロジックとして厳しいと思います。

食べたら太るのか、食べなければ太るのか。ということですが、食べない時間は、溜め込まれている糖質や脂肪を使って生きています。つまり、何も食べていない時間帯は、生きているだけでダイエットです。

1日3食の場合、食事回数は年間で1,095回です。それを1食減らしたら、365食分の食事を減らせます。これを月に換算したら、4ヶ月分の食事量です。
つまり、1食減らすということは、換算すると年間4ヶ月分の食事を減らすということになります。

これで太りますでしょうか?

ロジックとして厳しいと申し上げましたが、一応擁護もしましょう。

「食べないと代謝が下がって太る」という意見は、短期では代謝が下がるという実験データで大抵一致しています。
では、どの程度代謝が下がるのでしょうか。

食事量を1/3減らしたら、それに合わせて代謝が1/3減るわけではありません。これでは日常生活に支障をきたします。つまり多少代謝が落ちたとしても、それ以上のメリットを享受できる可能性が高いから半日断食をおすすめしています。

しかし、半日断食を続けていけば、痩せ続けるというわけではありません。体重が多めの人は痩せますが、最終的に入ってくる食事量に合わせて、体が代謝を調整してくるため、一食減らしても体重が落ちなくなります。
良くも悪くも、私達の体の調整機能は素晴らしいですね。入ってくる食事量に合わせて体が自動調整してくれるようになります。この半日断食を大幅なダイエットになるとは考えずに、健康や美容のために使っていきましょう。
ダイエットがメインの場合には、3日以上の断食を生活に組み込みましょう。これらのノウハウもありますので、別の機会にお伝えしようと思います。

断食道場を行っていると、「1食抜くと他2食でどか食いしませんか?それによって太りませんか?」と質問されることがあります。

1食抜いた分を他で食べ過ぎるということは、前提として普段のお食事でお腹いっぱいになるまで食べていないということだと推測できます。食事を腹6分目とかでやめている方の主張であればもっともですが、断食道場で話を聞いていると、2食だろうが3食だろうが、食事の回数に関わらず、毎食お腹いっぱい食べている方が多数派です。
一食あたりをお腹いっぱい食べているのであれば、一食抜くことを覚えたほうが効果が高いです。
「食べなくて太る」のではなく、「食べたから太る」のです。

断食をオススメすること自体、少数派ですので、よく反感を買うのですが、食べたい気持ちはよくわかるのですが、ダイエットしたいのに、食べる理由を無理やり作り出すのはやめましょう

食事によって太るかどうかは食事の摂り方によります。食物繊維を意識して、野菜から食べること、時間をかけて食べること、精製された炭水化物を避けることを心がけましょう。2食とか3食とかの問題ではありません。太らない食べ方を覚えていくことが基本です。

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お金と時間の節約

半日断食を始めてから、朝食に悩むことがなくなり、その時間を有効に使うことができています。

人生の中心は仕事だ!という方には、半日断食をオススメします。
有効に時間を使えるようになりますよ。

半日断食(半日ファスティング)をやらない方がよい理由

世間一般はもちろん、学校などの様々なところで、3食しっかり食べることが基本として推奨されています。基本的に世間一般は、半日断食反対派が大多数です。

一昔前は3食食べるということは重要なことですし、幸せなことでした。
これは裕福な国だからこそできることです。しっかりとした栄養補給ができていたからこそ、戦後の発展にもつながったと言われています。

成長期の子どもに関しては3食摂らせた方がよいでしょう。一般的に幼少期の栄養状態により、体格や脳の発達に繋がるというのが通説であり、内臓の休息や美容といった効果より、そちらを優先させるべきです。
ただし、3食何を摂らせるかと考えたときには、朝食に食パンと牛乳にはしません

しかしながら、成人男女も、成長期の子どもたちと同様であるべきかと考えると私は疑問です。
人口が減っているにも関わらず糖尿病の患者数は増加傾向です。糖尿病の割合が増え、人工透析を受けている患者数も著しく増加しています。それでも、食事を3回摂ることは推奨されています。

太っているのが悪いとは言いません。それはその人の個性です。病気にならない範囲であれば、ポッチャリ系の方が長生きするかもしれません。ただ、もしあなたが美しく痩せたかったり、太っていることでなにか問題が発生しているのであれば、それは対処した方が良いかと思います。

食べたから太りました。じゃあ、食べなきゃ痩せます。これは当たり前です。

しかし今、皆さんが食べたから太りました。じゃあ、運動します。ってなります。なぜでしょう?
運動をしても痩せないという実感を持たれている方は非常に多いのにです。

例えば、ずっと入院していて運動が全くできていなくても、食事が管理されていれば、太っていく可能性は低いですよね。逆に、ずっと入院していて太りましたという話を聞いたことがありますか?

もし「私全然食べていないのに太ります」という人は、私たちの断食道場に1ヶ月間滞在して1日2食ずっと摂ってくれたらいいですよ。運動は全くしなくても良いですし、本でも読んで過ごしてもらえれば良いです。
断食しなくても、食事改善でどこまでいけるか、実際にやってみましょう。

基本的に太る原因はひとつではなく、複合的な要因であると考えられています。

食事量、食事時間、食事内容、運動不足、加齢、服薬であったり…。
太った理由を明確につきとめて改善すべきです。痩せるためのシンプルな方法は食べないこと。断食して全く痩せないということはありません。ダイエットのための簡単な方法として「ファスティング」を頭に入れておいてもらえたら嬉しいです。

話が逸れましたが、日本の国は基本的に朝食を抜くことや少食は推奨しません。私見ですが、経済大国日本で全員が朝食を控えて、年間換算で4ヶ月分の飲食関係の売上が減ったら経済に大打撃です。ですので、推奨はされないですよね。

私たちもそうですが、「半日断食するためには、このドリンクが必須です!」「これ絶対買ってくださいね!」と言ったら儲かります。ですが、「何も必要ありません。何も食べる必要はありません。」と言ったら経済は動きません。何も利益はありません。

日本断食研究所の社是は肥満で悩む人をゼロにし、予防医学をもって健康寿命の延伸に寄与する」です。ですので、こちらのサイトではファスティングについて得た知識を無料で公開しております。

でも、もし、ファスティングをしようと思って、マナ酵素KALA酵素をどこで買おうかなと迷われたら、どこから買っても同じ値段ですので、日本断食研究所 ファスティングショップで買っていただけたら嬉しいです。

「食事を抜くと元気がなくなりませんか?健康に悪くありませんか?パフォーマンスが落ちませんか?」と聞かれることは多くあります。しかし、半日断食をおすすめはしていますが、強制はしていないです。
それを判断するのはあなたです。

1日3食をしっかりと食べられるようになったのはここ数十年のお話、しかも、一部の先進国の話です。
一食を抜いたくらいで、体に異常をきたすのであれば、人類はとっくに絶滅していることでしょう。

ただし、毎日しっかり3食食べている人が、急に一食減らすと、体がそれに合わせてリズムを調整するために不調が出たり、パフォーマンスが落ちたりすることがあるかもしれません。
少しずつ調整していきましょう。体が、2食に慣れてくると、これが「普通」になります

このあたりが不安な方は、食事を抜く代わりに置き換えてあげてもよいかもしれません。

食事を抜く代わりに置き換えるなら

基本的には、半日断食中、水分だけ摂取していればよいです。余計なものはいりません。

ただ、もし、何か摂取しないとというところから抜け出せないのであれば、半日断食も断食中と一緒ですが、低分子化された発酵ドリンクが最良です。
100%の野菜ジュースでもよいですが、発酵という過程を加えると低分子化されるので、そちらの方がより消化吸収の過程で負担がかかりません。
血糖値の乱高下を引き起こしたくないので、ぐびっと一気飲みするくらいであれば摂らない方がよいです。

液体は吸収率が高いため、摂取後すぐに体が反応します。これが血糖値に作用するものであれば、血糖値が乱高下し、高血糖からの低血糖で、ダルさや、イライラ、やる気が出ないと言った症状に繋がる可能性があります。
シュガークラッシュというやつですね。長い時間をかけてゆっくりと摂取してあげるのがよいです。

液体だからといって、ジュースや、砂糖を沢山入れたコーヒーなどもNGです。コーヒー自体は、推奨するわけではありませんが、避けてくださいとも言いません。
動悸や頭痛、胃痛がでなければ問題ありません。

まとめ

難しく考えずに1日の中で一食抜きましょう。3日しかやらない等、短期間だけでは効果が薄いため、継続していき習慣化していきましょう。
半日断食はもっとも簡単で、もっとも生活に取り入れやすい断食です。

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