【準備食・回復食】ライ麦パンの栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識

ライ麦パン
準備食や回復食で食べて良い食品・食べてはいけない食品
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豆知識

別名「ドイツパン」、「黒パン」と呼ばれるドイツのパンです。ドイツではパン製品の定義が決められており、ライ麦90%以上を使用しているパンのことをロッゲンブロート、ライ麦50%以上90%未満をロッゲンミッシュブロート、ライ麦と小麦半々で作られたパンをミッシュブロートと呼びます。ちなみに、ドイツ語でライ麦は「ロッゲン」といいます。

栄養成分と効能

ライ麦パンは食パンと比べて水溶性・不溶性食物繊維を多く含んでいます。そのため、糖の吸収が穏やかになり血糖値の乱高下を防ぎ、無駄な空腹感を引き起こしにくくします。もちろん便秘解消にも一役買ってくれます。身体の機能を安定・向上させてくれるビタミンも豊富に含んでいます。例えば、糖質やたんぱく質の代謝を促しエネルギーを作る際に活躍するビタミンB1、B2は、疲労解消効果があると言われています。これらは皮膚や粘膜の働きを強めてくれるため、さらに美肌効果も期待できます。この他、身体に良い影響を与える葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸も豊富です。ミネラルも豊富であり、むくみを予防し、高血圧や脳卒中、心臓病を予防すると言われているカリウムも含んでいます。食パンなどで問題視されることのあるグルテンを含まないため、グルテンフリー食材としても注目されています。また、パン自体が硬めのため、嫌でも咀嚼の回数が増えます。結果、満腹中枢が刺激され過食を防いでくれる効果も期待できます。

ダイエットの強い味方 食物繊維の効果
皆さんは食物繊維を1日にどれくらい摂っていらっしゃいますか?便秘気味だな?太りやすくなったなと感じている方は食物繊維の摂取量が足りていないかもしれません。今回はファスティングをするとき以外でも覚えて損のない知識、食物繊維の効果についてお伝えします。

ファスティング(断食)前後の準備食・回復食での摂取について

摂取については様々な意見があります。同じ主食として食べて頂く玄米やオートミールと比べた時に加工度合いが上がりますので、もし、お食べいただく場合にはライ麦100%の物をよく噛んで少量から食べるようにしてください。

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効果的な食べ方・アドバイス

  • ライ麦パンとして販売されているパンでも小麦粉を混ぜているケースがあります。完全なグルテンフリー食材として摂取するのであればグルテンフリーと記載されているものを選びましょう。パン屋などで購入する際にはライ麦100%かどうかを確認するのをオススメします。
  • 食物繊維が豊富なため、消化吸収の際には胃腸に若干の負担がかかります。しっかりと咀嚼してから呑み込むようにしましょう。
  • サンドイッチに使用すると栄養価があがるのでおすすめです。手軽に食べられる上に、栄養豊富になるのは嬉しいことですね。
  • 硬いのが気になる場合は、レンジやトースターでかるく温めてください。少しやわらかくなり、食べやすくなります。スープにつけて食べるのもおすすめです。

まとめ

断食アルパカ
断食アルパカ
主食になる食品ですが、血糖値の乱高下を防いでくれたり、過食を防いでくれたり、嬉しい効果が多いですね。食事はパン派だという方にはとてもおススメです。よく噛んで食べましょう。
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トランス脂肪酸は世界的に非常に問題視されています。また、添加物や乳化剤も非常に避けたいところです。手軽に摂れる食品だからこそ、摂取量も多くなりがちです。気をつけましょう。

食品データベース 「ライ麦パン」
Wikipedia 「ライ麦パン」

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