豆知識
栗をふんだんに使って作られるスイーツ「モンブラン」。この名前の由来はフランスとイタリアの国境に位置する山「モンブラン」であることは有名な話です。意外と知られていないのが、私たちが食べている栗は「種(たね)」の部分だということです。鋭い針が沢山あるイガが皮で、堅い皮(鬼皮)と薄い皮(渋皮)が果実、食べている部分が種子なのです。りんごや梨と比べると比率が全く異なるので驚きですね。
【準備食・回復食】りんご(リンゴ)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識
「1日1個のりんごで医者いらず」と言われています。諸外国でも“An apple a day keeps the doctor away.”と表現されており、世界的に健康に良い食品として人気です。前述したように、体に良い栄養が豊富ですので、生食したり調理したりとりんごの美味しさを楽しみながら積極的に摂取していきましょう。
栄養成分と効能
糖質やたんぱく質をエネルギーに変える際必要なビタミンB1、B2が豊富に含まれています。ナトリウムを排出する働きを促すカリウムも多く、高血圧予防やむくみ予防の効果が期待されます。同じく豊富に含まれるビタミンCは抗酸化作用があり老化防止や免疫力向上に効果があります。また、栗のビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。貧血予防が期待されている葉酸や、渋皮には抗酸化作用のあるプロアントシアニジンというポリフェノールも含まれています。がん予防や老化防止に活躍する成分であるタンニンや、他のナッツ類と比較しても脂質が少なくヘルシーである上に、ミネラルの一種であるマンガンが補給しやすくたんぱく質や食物繊維もたくさん含まれているため、断食の際のおすすめの食材と言えます。
ダイエットの強い味方 食物繊維の効果
皆さんは食物繊維を1日にどれくらい摂っていらっしゃいますか?便秘気味だな?太りやすくなったなと感じている方は食物繊維の摂取量が足りていないかもしれません。今回はファスティングをするとき以外でも覚えて損のない知識、食物繊維の効果についてお伝えします。
ファスティング(断食)前後の準備食・回復食での摂取について
摂取可能です。分類はごまが代表される種子類です。市販の甘栗を摂取する場合には、無添加で味付けされていないものを選ぶと良いでしょう。
効果的な食べ方・アドバイス
- 皮にハリとツヤがあり、お尻の部分が白っぽく、大きく重みがあるものが良質です。もちろん、虫に食べられた形跡や虫食いの穴のないものを選びましょう。
- 拾ってきた栗は一度水に沈めてみてください。浮かぶものは虫食い、もしくは身が痩せて空洞ができている可能性があります。一見虫食いの穴がなくても虫が中にいることもあります。水に沈むものを料理に使い、加熱処理するようにしましょう。
- 堅い皮(鬼皮)は、熱湯に1時間ほど浸しておくとむきやすくなります。
- 保存する際は新聞紙に包んで冷蔵庫で保存しましょう。
- 皮をむき、茹でてから冷凍保存しておくと簡単に料理に使うことができます。
- 薄い皮(渋皮)は風味がよいので残しておくと良いでしょう。
- おこわと一緒に炊き上げるとよりいっそう美味しいばかりでなく、身体に良い栄養素を摂取しやすくすることができます。
- 栄養の濃いおやつに、ゆで栗や甘栗を食べても良いでしょう。
まとめ
断食アルパカ
ファスティング明けの摂取にもおすすめのナッツである栗。加熱して食べる食品でありますが、加熱してもビタミンCが壊れにくいというのは嬉しいですね。
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