【準備食・回復食】あおさ(アオサ)の栄養価・効能・効果的な食べ方・アドバイス・豆知識

アオサ
準備食や回復食で食べて良い食品・食べてはいけない食品
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豆知識

日本では、福島県、三重県、高知県、鹿児島県などが主な生産地です。アオサ科アオサ属の海藻(緑藻)であり、糸状の海藻である青のりとは形状や香りが異なり、あおさは葉状の海藻です。ミネラルも豊富に含まれています。

栄養成分と効能

あおさには多くの栄養やミネラルが含まれています。ビタミンB1は、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し、疲労回復に役立ちます。ビタミンB2は細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長に効果を発揮します。ナイアシンやビタミンB6は、皮膚や粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせたりするのに役立ちます。また、骨や歯を構成するために必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムも含まれています。さらに、アディポネクチンという成長ホルモンの一種が含まれています。このアディポネクチンは、傷ついてしまった血管を修復し、善玉コレステロールを増やす効果があります。あおさに含まれているマグネシウムがアディポネクチンを増やし、脂肪の燃焼を促してくれるため、中性脂肪値を下げる効果も期待できるのです。

ファスティング(断食)前後の準備食・回復食での摂取について

摂取可能です。味噌汁に入れて食べると美味しく手軽に召し上がれます。

効果的な食べ方・アドバイス

  • あおさ(素干し)には、100g中2200μgものヨウ素が含まれます。 ヨウ素を過剰摂取すると、甲状腺ホルモンの働きに影響が出ることがあります。 ヨウ素の1日の推奨摂取量は130μg以内であるため、特に疾患等のない方は、あおさの摂取量は1日10g以内に留めておくのが良いでしょう。
  • 大豆たんぱくに含まれるβコングリシニンは、アディポネクチンを増やすといわれているため、お味噌汁の場合は豆腐と一緒にあおさをいれたり、納豆、冷奴にトッピングしたりして食すとより良いでしょう。
  • お吸い物やスープ、玉子焼きの中に入れることで、磯の香りや彩りを楽しめます。
  • パスタやおにぎり、炊き込みご飯の具材としても美味しくいただけます。
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女性ホルモンと似た働きをしてくれるのは女性にとっては嬉しいですね。食べ合わせをすることで、マイナスの面を補ってくれることもあるので、様々な調理方法で、摂取したいですね。
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まとめ

断食アルパカ
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香りや彩りが良い上に、脂肪燃焼の効果もあるあおさは、老若男女に嬉しい食材ですね。
適量を守って健康に役立てましょう。
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生でも、乾燥でも栄養がさほど変わらないのはありがたいですね。乾燥なら、小分けで少量ずつ使うこともできますね。また、カルシウム含有量はスプーン1杯の海藻>グラス1杯の牛乳で100倍も違うそうです。断食明け、胃腸が慣れてきたら、早めに取り入れてあげたいですね。

食品データベース 「あおさ」
Wikipedia 「アオサ」

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